脚の「重み」。

一般に、「脚が重い」というと、良くないこと、しんどい状態、という印象があるように思います。
あなたもそう思われますか？

ゆるウォークのレッスン中、各ワーク後の歩きを確認しながら感じたことを仰っていただくのですが、「なんか脚が重く感じられるような…」とやや困惑気味の表情で話して下さることがあります。
なぜ困惑気味かというと、脚が重い（マイナスのイメージ）のに、気持ち良く歩けてるから。
そういう時は大抵、見ていると良く脚が振れて歩きがダイナミックになり、スピードが上がっていることが多いです。

それは実は、ゆるんで「重み」が発生している状態。
例えば歩いてみると、重いのに動きやすい、とか、楽だ、とか、そういう感じ。
心理的にも非常にリラックスしています。

今週のレッスンでは「重みが感じられます」、って言って下さった方がいました。
嬉しいですね

このこと、眠っちゃった小さい子供のことを例に出したら、皆さん納得だったようです。
どういうわけか、眠ったおこちゃまって、くたー、だらーっとして、重いですよねー。
すごく、ゆるんでるんでしょうね。重み、効いてます^^;
（良い眠りで、しっかり回復してるんだろうなぁ。子供の頃は一晩寝たら元気完全回復でしたよね？！）

重みは別に脚に限って発生するわけではありませんが、今日は脚に限って書いています。

そういえば、小さい子供と遊んでて、キックとかされて、
「ぐ、うぉ〜、めっちゃ効いた…」って経験、ありません？？
子供は遠慮なく「うおりゃ〜」って来ますからね。本気で痛い時ありますね^^;;
何気に重みの効いたゆるゆるキック（大抵ロー）…恐るべしです。

大人もちょっと手間ひまかければ（？！）ゆるみます。
丁寧に取り組むゆる体操のあと歩いてみると、本当に力感なく、身体が進んでいきます。
自覚している以上によく四肢が振れてくるので、狭いところでは障害物に要注意です。その状態で椅子の脚でも蹴ってしまったら、めちゃめちゃ痛いですよ！
周囲の環境に気をつけて、お楽しみください

高岡英夫のゆるウォーク―自然の力を呼び戻す (GAKKEN SPORTS BOOKS)

• 作者: 高岡 英夫
• 出版社/メーカー: 学習研究社
• 発売日: 2006/03
• メディア: 単行本